
産科
総合周産期母子医療センター

総合周産期母子医療センター

危険が伴う妊婦や胎児・新生児を受け入れる
総合周産期医療センターです
平成23年7月に産業医科大学病院周産期センターは、福岡県認定の総合周産期母子医療センターの指定を受けました。
以降、積極的に3次医療機関として診療を行っています。母体・胎児集中治療室(MFICU)6床、新生児集中治療室(NICU)15床、新生児治療回復室(GCU)6床を有し、北九州市の西部をはじめ、 中間、遠賀、筑豊などのエリアも対象としています。また、それ以外の地域からもハイリスクな出産を受け入れています。
周産期センター内では母体・胎児部門と新生児部門で共有のカンファレンスルームを持ち、さらに週1回の定期カンファレンスを開催し、 出生前の症例や出生後の症例の情報交換を行い、より良い管理を行うべく診療に当っています。 母体・胎児部門では3か月に1度、北九州西部地区症例検討会をJCHO九州病院産婦人科と共同で主催し、周辺医療機関の産婦人科医との交流を図っています。
当院は日本周産期新生児学会認定専門医の研修基幹病院となっており、母体・胎児専門医の育成も積極的におこなっています。
また、合併症妊娠の周産期管理も積極的におこなっており、地域の基幹病院としての重要性が増しています。

周産期母子医療とは
「周産期」とは、妊娠満22週から生後7日未満までの期間をいいます。この期間は母子ともに異常が生じやすく 一見問題がないと思われる場合でも突然変化し、生命そのものが危なくなることがあります。周産期の母子を統合的にケアし、その健康を守るのが「周産期医療」です。

設備について

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母体・胎児集中治療室(MFICU)6床 - 母体や胎児の命に関わる重篤な問題が起こったときに、適切な医療対応と重点管理を行う部屋です。室内には分娩監視装置、呼吸循環モニター、超音波診断装置、人工呼吸器などの機器を備え、スタッフが24時間体制で対応します。
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新生児集中治療室(NICU)15床 -
早産や低体重、重い病気などが原因で特別な医学的管理を必要とする新生児のための集中治療室です。室内には、保育器、人工呼吸器、観察モニター類などさまざまな医療機器を備え、専任の医師や看護師が24時間体制で対応します。
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継続保育室(GCU)6床 - 呼吸状態が安定しNICUを卒業した赤ちゃんや、少し早めに生まれた赤ちゃんが入院し、引き続きケアを実施する部屋です。

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最新の設備が整った分娩室
緊急に手術が必要になった場合はその場で対応可能
NICUは隣接しているので、早産児の全身管理にも迅速に対応できます -
6床あるMFICUは全て個室管理
うち2室ではその部屋で分娩が
できるようになっています

外来受診
かかりつけの産院などで、難産などの可能性がありリスクが高そうだと判断された場合紹介状をもって当センターを受診してください。
その他、通常のお産や里帰り出産にも対応しております。里帰り分娩を希望される方は、妊娠34週ころまでに受診してください。 初診時にはかかりつけの紹介状をもって、平日11時までに受診してください。
その他、通常のお産や里帰り出産にも対応しております。里帰り分娩を希望される方は、妊娠34週ころまでに受診してください。 初診時にはかかりつけの紹介状をもって、平日11時までに受診してください。
母親学級
■日程:毎月 第1・2・3金曜日 / 隔月 第4金曜日
(祝日により前後することあり)
■時間:14:00~15:30
■場所:2階 産婦人科外来
参加は無料です。
※詳しい日程はコチラ(PDF)をご覧ください。
母乳外来
月曜日・火曜日・木曜日
①14:00~ / ②15:00~
前日までに産婦人科外来に予約して受診してください。
