産業医科大学 産婦人科学
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病気と手術の説明 初期子宮体癌に対する腹腔鏡下手術
病気と手術の説明
初期子宮体癌に対する腹腔鏡下手術

腹腔鏡下手術について
腹腔鏡下手術について

 2012年11月より当院にて先進医療としての腹腔鏡下子宮体癌手術を施行して参りましたが、
2014年4月1日より保険適応となりました。腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術の施設認定を受けましたので、健康保険による診療を開始します。

 従来の開腹手術を腹腔鏡下手術に置き換えることで、手術切開創は非常に小さくなり、通常開腹術に比較し腹腔鏡下手術では1箇所0.5~1センチ程度の小さな孔(トロッカー孔)が 5箇所程度となりそれに応じて術後の疼痛期間は短く術後回復も早くなり、結果的に早期離床、早期退院が可能になります。

適応性

適応は手術進行期分類1a期までが予想される子宮体がんで
以下のような条件が満たされた患者さんが対象となります。





1.傷が小さく痛みが軽い 2.入院期間が短縮できる 3.術後癒着が少なくなる 4.出血量が少なくなる

外来受診の仕方

腹腔鏡下手術を中心とした治療を強くご希望の方や慢性骨盤痛(子宮筋腫および子宮内膜症)でお悩みの方は、毎週火・木曜日が婦人科初診受付日となっています。
できれば、現在受診中の主治医の先生から紹介状を頂いて受診してください。

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